「内科や消化器科では異常がないと言われるのに、頭痛や腹痛がつづく」、「下痢や便秘を繰り返す」、「朝になるとお腹が痛くなって、学校や仕事に行けないことが多い」などの症状が見られる方には、身体表現性障害や過敏性大腸炎の可能性があります。これらの身体的な症状は、脳内の神経伝達物質のバランスが悪くなることで引き起こされる病気で、内科などの医療機関で検査をしても、何も異常が認められないにもかかわらず、身体的な苦痛があります。そのため、精神科や心療内科での適切な治療を行うことで、改善させることが可能です。そうした症状によって仕事や生活などに支障をきたしている場合は、医療機関に受診されることをおすすめいたします。